税務会計の最近のブログ記事



今年も忘年会シーズンが近づいてきました。

こんな時勢もあってか、街を歩けば居酒屋のチラシは

生ビール一杯無料、10%オフなど色んなクーポンがついています。

 

でも実はそんなものより、もっとすごい値引きがあるんです。

その名も 社長割り引き。

 

その恐ろしい真実を見てみましょう。

 

 

 

残業を終えて、終電にいそぐサラリーマンの山田さん。

キレイな女の子たちに見送られて、高級クラブから出てきたいかにも

「社長」らしき人物を横目に見て「儲かっている会社の社長は、いい身分だな~」

とため息まじりで家へと帰っていきました。

 


ちょっと待った!!

その「社長」らしき人物は、そんなに儲けているのでしょうか?


高級クラブに何度も足を運べるほど?

長距離タクシーを乗り回せるほど?


 

この差は、実は単純な「稼ぎ」の差ではないのです。


社長は、高級クラブの飲食代や長距離タクシー代を

「税引き前」の収入から支払っているからです。


つまり、「領収書切って」の一言が、社長とサラリーマン

を分ける大きな違いなのです。



 

もっと分かりやすくするために、実際に計算をしてみましょう。

飲食代が40,000円、タクシー代が5,000円かかったとします。


もし山田さんが高級クラブで飲食し、タクシーに乗って帰れば、

財布から出ていく金額は45,000円。当然です。


じゃあ、社長の財布から出ていく金額は?

 

 

 

45,000×60%=27,000円です。

 

 

え?そんなバカな。

なんだよ、その「×60%」って!?


 

もちろん、その場で財布から出ていく金額は、社長も山田さんと同じ

45,000円です。でも、儲かっている会社はお金を使わずに残しておくだけで

40%の税金がかかるのです。

 


つまり、社長はこの45,000円を使わなかったとしても、結局

45,000×40%=18,000円は税金で持っていかれてしまうんです。


 

だから高級クラブで飲食して、長距離タクシーを乗り回したことによって、

実質的に減ったお金は45,000―18,000円=27,000円となるわけです。

 

 


 

あー、なんと悲しいサラリーマン。


今回は、飲食代で計算しましたが、同じことが

高級車にも当てはまるのです。

 

高級車といえば、こんな細かい金額じゃ済みません。

税金って、生活をも一変させる威力をもってるんですね。


 

おしまい




(注1)      もちろん高級クラブも高級車も、社長の仕事上の利用で

あることを前提にしています。仕事上かどうか、という分かれ目には

税理士しか知らない細かなテクニックがあるわけですが。


(注2)      税率は変わりますが、個人事業主も

「社長」側の計算が当てはまります。

 


こんばんわ、今日は真面目にコンテンツです。


もう、ずいぶん昔になりましたが、会社法の改正で

取締役1人、資本金1円でも会社が設立できる時代になりました。

法人設立のハードルが無くなった、とも言える改正です。



すると、今個人事業主の方は、悩みごとが増えることでしょう…

「法人つくった方が、税金安くなるんかなぁ…? どっちが得なんだ。損はしたくねー。」




法人をつくるメリットはたくさんありますが、中でも大きいのは

1 節税効果がある (所得税・法人税・消費税)

2 社会的信用が高くなる 

  (金融機関や取引先に対して。一部ネットショップは法人であることが必須)

3 求人がしやすくなる


などです。 特に1の節税は、売上があがればあがるほど、

その効果も格段にあがります。




逆に法人をつくるデメリットは、

1 設立費用 約25万円 + 毎月の経理コストがかかる

2 赤字でもかかる法人住民税 年間約7万円

3 社会保険の強制加入によるコスト


などの運営維持費が主なものです。



それぞれの事情があるので一概には言えませんが、

・取引先の関係上、法人化する必要にせまられた時

・売上げが大きく伸びてきた時

・消費税がかかり始めた時


このようなタイミングが来たときには、法人設立を検討する価値はあるでしょう。



こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。

民主党が政権をにぎり、注目度が高いであろう政策のひとつに

子ども手当 があります。

中学以下の子に、年31万2千円が支給されて、良いことずくめに思えるこの制度。

児童手当や扶養控除の廃止といった、マイナスの面も当然、あります。


では、どのくらいマイナスなのか?

会計事務所職員の名にかけて、「扶養控除廃止」のマイナス面を、

できるだけ分かりやすくお伝えしようと思います。

(今回は、なかでも特徴的な高校生・大学生の子をもつ親にスポットをあててみました)


今現在、16才から22才までの子どもを扶養している親には

1人につき63万円の所得控除がうけられるようになっています。

所得税の税率は、一般に高収入といわれる人を除くと10%、20%、23%なので

この控除がなくなると、年間約6万、12万、14万くらいの税金を余分に支払うことに

なります。住民税の負担も考えると、トータル年間約11万、17万、19万くらいです。

これが、子ども1人あたり の増税額ですので、

子どもが複数いて収入が高い人ほど、現行制度のほうが得になります。


公立高校の無償化など、トータルで考えないと結論は出ませんが、

中学生以下に優しく、高校生以上に厳しいという負担先送り的な面は

否めません。(というか、子どもがもうすぐ高校生になる という家庭は

負担しか残らないような…)


子ども手当がそうだとは言いませんが、票集めみたいな政策は

やめてほしいですよね。マイナス面もちゃんと説明したほうが、誠実さアピールできるのに。


何歳でも入れる医療保険、審査ナシで借りられるキャッシング

営利企業が自社の利益を減らしてまでサービス向上するわけないんですから

負担は全部、客にきているハズ。政治も同様と思います。


規模拡大など、別の目的から本当にお客さんが得をしているケースも

あると思いますが、まずは疑ってみることが必要な世の中 っていう感じがします。


こんにちは、ナポレオンヒルのブログです。

連休も今日を残すだけになっちゃいましたね。

休みは、本がたくさん読めるから好きです。


さて本日は、仰々しいタイトルで始まりましたが、

これは最近読んだ「会計天国」(著:竹内謙礼)に出てきた一節です。

A「 じゃあ、北条さんが考える、社長として成功できる才能って何ですかね? 」

北条「 スケベワガママケチってことだ。

     スケベは欲望が強いこと。 ワガママは自己実現の力の強さを意味して、

     ケチはコスト管理に長けているってことさ。 」

―成功者とかをタイプ分けするのは、血液型をタイプ分けするようなもので

結局その人次第でしょ…って思うほうなんですが、

納得してしまう自分もいるんですよね。

その点も、血液型とかぶってますか。


こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。

今回は、「悪の税金学」 (著:大村大次郎)のレビューの続きです。


著者は、かなり現在の税制に不満があるように見受けられます。

ちょっと行きすぎ感もありますが、正論も多く書いてあるように思います。

「税金に疎い人は、お金に疎い」と言い、そして

「お金にうるさい人は、税金にもうるさい」と続け、

「大半のサラリーマンは税金にうるさく無く、あきらめ感がある」と書いています。


これは、確かにその通り。

日本人は金持ちへの嫉妬が強いながらもお金の事をうるさくいうのはコスい

と思っている面が強いように思います。(自分調べ)

お金持ちにはなりたいけど、守銭奴にはなりたくない。

どちらかを選べというなら、お金持ちにならない方を選ぶ、という人が

大半を占めるように思うのです。(自分調べ)


「税制というのは、税金の知識を仕入れて、際どいこと、

小賢しいことをする人が得をするようになっているのです。」

この「小賢しい(こざかしい)」の部分の日本語のチョイスは、絶妙だと思います。


こざかしい をコスいと取るか、賢いと取るか。

その辺に、お金を残すヒントがありそうです。



こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。

今日も買うつもりなく本屋さんに入り、2冊も買ってしまいました…

そのうちの1冊をご紹介します。


「悪の税金学」 (著:大村大次郎、09年6月)

本の趣旨は、サラリーマンを対象にした、税法の抜け穴をついた際どい節税策を紹介する

というものらしいです。 …おいおい、大丈夫か って感じで

読んでみましたが、確かに際どい方法が紹介されていました。

税務の知識がない人が、内容を うのみ にするのは危険な感じです。


なかでも、興味をもったのは第2章の「サラリーマンが副業で税金をゼロにする」の所です。

ポイントをかいつまんで説明すると

・副業を事業所得として申告し、出た赤字を本業のサラリーと相殺して税金を減らす

・赤字を出すといっても、無駄な出費をするのではなく、
 家賃の一部、パソコン代、本代、飲食費など、もとからある出費を経費とする

・まったく実態のない事業はダメ

・開業届の提出や、毎年の確定申告が必要

・税務調査がくる可能性がある

と、こんな感じです。

ちょっと長くなったので、ここらで止めておきますが

気が向いたら、もうちょっとツッこんでみたいと思う本でした。

実力不足

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こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。

山崎邦正のあだ名ではありません。

僕のことです。


自己啓発本は、今までたくさん読んできましたが、

税務関係の本は、それに比べると少ないです。

自己啓発は読みやすいですからね。読んでてラクだし。


これからは、実務の本も読み、

知識定着のためにも、このブログにつづっていきたいなーと

思っています。


そういえば、最近は本じたいを読む機会が少なかった気がします。

珍しく、小説を1つ読みましたが。

面白かったので、その感想も、いつか書こうと思います。


 

こんばんわ、ナポレオン・ヒルのブログです。

少し前にも書いた、ランチェスター経営の竹田陽一さんの本からの

引用です。とても大事な気がしたので、メモを兼ねて。

 

経営を構成する大事な要素のウェイト付けは

・営業関連対策・・・53%

・商品対策   ・・・27%

・組織対策   ・・・13%

資金対策   ・・・7%

 

営業関連対策と商品対策の2つだけで見ると

「商品3分に売り7分」という言葉の通りになります。

 

商品を製造する場合、対象が モノ ですからよく見え、

改善はしやすくなります。

これに対し、営業のほうはどれ1つ取っても、形が無くて

つかみどころがありません。

 

なんか、社長経験のない僕にも、妙に納得できました。

 

こんばんわ、ナポレオン・ヒルのブログ本日2回目です。

先週、本業へのモチベーションというブログの中で

 

会社経営のなかで税金の与える影響がどれほど大きいか。

  税制を知らずにビジネスはできない。

 

  こういった言葉が、会計人としての「やる気」とか「誇り」を

  感じさせてくれました。」

 

と書きましたが、今日読んだ本に

また別の視点で納得できる文章を見つけたので書いておきます。

 

ランチェスター経営で有名な竹田陽一さんの

「小さな会社★社長のルール」という本からの引用です。

 

財務または資金が経営に占めるウェイトは7%しかありません。

財務のウェイトはもっと高いはずと思っている会計の専門家や

経理担当者は、これを聞くと納得がいきません。

それどころか怒りさえ覚えます。

 

会計の仕事自体は、1円の粗利益も生みだすことはありません。

資金はお客をつくっていくときに欠かせない大事な手段の

ひとつではありますが、経営の目的にはなり得ないのです。

 

ちょっと端折っているので、論理が乱暴に見えるかもしれませんが

本質的には正しいような気がします。

 

自分の仕事は役に立つんだ、と思いすぎると

今度は大局が見えなくなってくる可能性がある。

 

本当にフラットな視点から見て、

ときには 経理の仕事のコストダウン さえ提案できるような会計人になりたいです。

 

もっと書きたくなったので、続きは後日です。

では

 

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