2009年11月アーカイブ
こんばんわ、税理士法人職員のブログです。
前回の 寝るときに暖房を切るのは日本だけ? というブログの続きです。
それがどうした?って内容でしたが、
採暖(さいだん)の発想と、電気代節約の発想から
日本人は朝おきるときに、すごい気合を使います。
「よしっ、起きるぞ!」
こうしないと、布団から出て、寒い部屋に飛びこめないんですよ。
これってすごく「モチベーションの無駄づかい」なのでは?と思ったわけです。
事を成し遂げるにあたって、モチベーションがとても重要なのは異論のない所だと思います。
もし、1日のモチベーションの総量が決まっているとしたら…と仮定すると
無駄なモチベーションは使うべきではない、という結論に結びつきます。
アイデアを生業としている人が休日に
マクドではなく、少々値段が高くてもスタバに行くのはなぜでしょう?
雑音を気にせずに集中するため。
やるべき事に全精力を注ぐため、他のことで注意を反らされたくないため。
そういう事が言えるのであれば、採暖ではなく暖房の考えに
少々お金を使うのも、もったいなくは無いと言えます。
空間のために投資する。
それにより、モチベーションの無駄づかいをなくし
より付加価値のある仕事に専念できる。
下手に節約するよりも、部屋の温度を下げすぎないという
快適さを目指す発想も悪くない。
これがもう一つの結論でした。
こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。
今回は、今まで扱ったことのない異質な内容。と自分でも思います。
テーマは「住」に関することです。
衣・食・住というコトバがある割りに、あまり意識しない分野ですが、やっぱり大事です。
で、今回の前編は退屈な知識のハナシになってしまうかも知れませんが、
後編では、いつもどおり自己啓発的内容に近づけていこうと
考えていますので、少々おつきあいください。損はさせない結論を導くつもりではいます。
夜になると暖房を切るのは、日本だけの習慣
と聞くと、驚く人が多いのではないでしょうか?
電気代がもったいない、という考え方ももっともですが
部屋やトイレが寒い、というのは高齢者の健康上、問題があるのです。
実際、日本の死亡割合は、冬が多く夏が少ないというデータが出ていますが
この傾向が、諸外国よりも強いことが分かっています。
なぜ日本人は、夜暖房をきってしまうのでしょう?
電気代以外の原因として、「暖房」の考え方というのがあります。
暖房とは、部屋を暖めること。
対して、採暖(さいだん)とは、暖をとること。
たとえば、コタツは採暖の典型例です。
部屋自体を暖めようという発想ではないですからね。
…で、それがどうした?と。
結論の1つは、自分の当たり前を疑うことが大切だということ。
そのために海外と比較するというのは、どんなジャンルでも大切なことだと思いました。
で、もう一つの結論は 次回 です。
この採暖の発想(もしくは節約の発想)から出てくるのが、朝の
「よしっ!起きるぞ」という気合いなんですね。
それについて書きたいと思います。
こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。
このブログで絶賛している「マネー資本主義」から、興味深い考察を抜粋。
高利を求める巨大マネーの要望にこたえるため、
投資銀行が完成させた技術とは何だったか、その解説を見てみます。
「
住宅ローンを証券化する時に集めるローンの数は、約5000件。
住宅ローンを組んで家を買った人が、返済できなくなる ということが
起きる割合は高くて5%。つまり20面体のサイコロを振って1が出る割合
ということになる。
では、5000個のサイコロを同時に振った時、同時に1が出る数は
どれほどになるか?
1がひとつも出ないなんていうことはありえない。その確率はゼロ。
すべて1が出るなんていうこともありえない。その確率はゼロ。
では、どのあたりから100%を切るようになり、どう数字が落ち込むのか?
200個同時に1が出る あたりから確率が急に下がり始め
300個同時に1が出る という線を超えると、限りなくゼロに近づく
だからもし焦げ付きが出ても、300件までならリスクは負わないという商品を
売り出せば、安全志向の投資家に売れる。
」
その後、20面体に見えたサイコロが、実は4面体であったことが明らかになります。
それが、サブプライム問題の1側面。
鳥肌たつほど面白くないですか?
僕だけ?
こんばんわ、ナポレオンヒルのブログです。
興味がある人は、ぜったいに読むべき本をご紹介します。
アマゾンのマーケットプレイスでも、定価を超えるプレミア価格がついています。
「マネー資本主義 ~暴走から崩壊への真相」
あのサブプライム問題の構造の解明にせまる一冊です。
1章 投資銀行
2章 超金余り
3章 年金マネー
4章 金融工学
1章ごとに視点を変えた切り口で、単なる犯人さがしではない
金融危機の真相解明にせまっています。
徹底的な「当事者への取材」から
一人一人生身の人間の思考のうねりが、今回の大問題を引き起こすに至った
そのうねりの1本1本を スケッチしていくかのような文章でした。
人間の強欲さは、こうも簡単に理性を超えるのか。
あらゆる難題は、このような固い結び目が幾重にも重なっておこる
ということが、実感として味わえた良書でした。
こんばんわ、船場の会計事務所で働く人のブログです。
今日の日経新聞夕刊に、今にも現場の血と汗と熱気がただよってくるような
記事が載っていました。 タイトルは「マルサと富裕層」
※分かりやすさのため、事実を歪めない程度に言葉を変えています※
アメリカの税務当局が、プライベートバンキングを使った資産隠しのあぶり出しに成功した。
その流れは次のとおり。
①当局は、スイスのプライベートバンク(以下、UBS)を脱税ほう助の罪で提訴
②UBSは刑事訴追をまぬがれるため、250人の顧客情報と引き換えに当局と和解
③当局はさらに、全顧客5万人分の情報提供を要求
④UBSはスイスの銀行秘密に抵触するとして抵抗するも、結局4500人分で合意
⑤一方、当局はタックスヘイブンの利用者に対し、「9月23日までに自主的に納税申告を
すれば刑事責任を問わない猶予期間」というものを設けた
⑥これを受けて、UBSやその他の金融機関のアメリカ人利用者が自主申告に殺到した
…なんという司法取引ぶり。
この一連の根底に流れるのは、
公的資金つまり税金を投入して救われたプライベートバンクが
富裕層の脱税をほう助するのは許せない という考えです。
たしか「ユダヤ人大富豪の教え」に次のようなことが書いてありました。
1億の不正を見つけた公務員には1千万円くらいのボーナスがあってもいい
と私は思うが、世間はそれを許さないらしい。
1億の不正を見すごす代わりに、1千万円の賄賂を受けとる公務員はいるであろうに。
また、原哲男のマンガ「公権力横領捜査官 中坊林太郎」にでてくる
中坊林太郎の職業である「捜査官」は、公務員身分ではなく、
職務で回収した裏金の1/10を報酬として与えられる、いわば現代の賞金稼ぎでした。
正義感のある公務員に高い報酬を払え、ということを言いたいのではありません。
正義を貫く行動にはプラスの条件付けが与えられ、
不正直をしてでも富を築こうとするような行動にはマイナスの条件付けが与えられる。
そんな条件付けを可能にする モノ が
現在の 貨幣 に代わって現われてくれれば良いのに…
と、そう思うわけです。 長っ
今年も忘年会シーズンが近づいてきました。
こんな時勢もあってか、街を歩けば居酒屋のチラシは
生ビール一杯無料、10%オフなど色んなクーポンがついています。
でも実はそんなものより、もっとすごい値引きがあるんです。
その名も …社長割り引き。
その恐ろしい真実を見てみましょう。
残業を終えて、終電にいそぐサラリーマンの山田さん。
キレイな女の子たちに見送られて、高級クラブから出てきたいかにも
「社長」らしき人物を横目に見て「儲かっている会社の社長は、いい身分だな~」
とため息まじりで家へと帰っていきました。
ちょっと待った!!
その「社長」らしき人物は、そんなに儲けているのでしょうか?
高級クラブに何度も足を運べるほど?
長距離タクシーを乗り回せるほど?
この差は、実は単純な「稼ぎ」の差ではないのです。
社長は、高級クラブの飲食代や長距離タクシー代を
「税引き前」の収入から支払っているからです。
つまり、「領収書切って」の一言が、社長とサラリーマン
を分ける大きな違いなのです。
もっと分かりやすくするために、実際に計算をしてみましょう。
飲食代が40,000円、タクシー代が5,000円かかったとします。
もし山田さんが高級クラブで飲食し、タクシーに乗って帰れば、
財布から出ていく金額は45,000円。当然です。
じゃあ、社長の財布から出ていく金額は?
45,000円×60%=27,000円です。
え?そんなバカな。
なんだよ、その「×60%」って!?
もちろん、その場で財布から出ていく金額は、社長も山田さんと同じ
45,000円です。でも、儲かっている会社はお金を使わずに残しておくだけで
40%の税金がかかるのです。
つまり、社長はこの45,000円を使わなかったとしても、結局
45,000円×40%=18,000円は税金で持っていかれてしまうんです。
だから高級クラブで飲食して、長距離タクシーを乗り回したことによって、
実質的に減ったお金は45,000円―18,000円=27,000円となるわけです。
あー、なんと悲しいサラリーマン。
今回は、飲食代で計算しましたが、同じことが
高級車にも当てはまるのです。
高級車といえば、こんな細かい金額じゃ済みません。
税金って、生活をも一変させる威力をもってるんですね。
おしまい
(注1) もちろん高級クラブも高級車も、社長の仕事上の利用で
あることを前提にしています。仕事上かどうか、という分かれ目には
税理士しか知らない細かなテクニックがあるわけですが。
(注2) 税率は変わりますが、個人事業主も
「社長」側の計算が当てはまります。



