ピコラエヴィッチ紙幣

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こんばんわ、風邪でダウンしながらのブログです。

日経新聞で広告にでていた、「ピコラエヴィッチ紙幣」を読みました。


通貨とは何か? 経済とは何か?

っていう宣伝文があったので、楽しみに読み進めたのですが、

いろいろな要素を盛り込んだ、フツーの「小説」でした。

悪く言うと、著者が自分の文章力・描写力に酔っている感じ?

宣伝文だけ見て買ったのは間違いでした。


文句ばっかり言ってますが、すごく良い部分もいくつかありました。


労農階級の革命の嵐がすぐ足元まできている。

それは極限の中で生き抜くために、持たざる者が持てる者から

生の手段と権利を奪い取る壮絶な戦いなのかもしれない。

だからこそ、この町の資産家は恐怖に怯えているのだ。


島田商会が日本商社であり、この町の産業の発展に

貢献してきたとしても、それは持たざる者、この町の貧しい人々

に対して果たして免罪符となりえるであろうか。



人間の感情とは、ときに恐ろしいもので

たとえ正当な努力の結果であったとしても、

人はその結果の差を妬み、恨むものだということが

この本で伝わってきました。

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